その股関節で走れ!!

アラフィフの取るに足りない話

どれも正解で不正解

 

長女が1人暮らし先から帰省。

1ヶ月〜1ヶ月半くらいのスパンで帰ってくる。

もちろん上げ膳据え膳。

 

 

どこかへ連れて行って欲しいと言われたので、

とあるショッピングモールへ

朝イチに車で1時間かけて向かった。

 

巷はGWで人ひとヒトHITO……

早めに昼食をとらないと、昼時は絶対無理だと

判断して

 

10時半にランチ開始 ( ̄▽ ̄;)

長女は大好きなとんかつ定食を頼んだ。

私はチキンタツタのランチセット。

 

 

 

離婚すること

遅かれ早かれ報告しないといけない、

ずっとタイミングをうかがっていた。

 

でも

どの場面や時間を選んでも、残念な事実を受け取るのは間違いない。

 

先延ばししても仕方ない。

さらっと行こう。

よし、言おう。

 

 

 

実はもうよく覚えていない、どんな感じで言ったのか。

オジサン(旦那)からは何も聞いていないのは確認した。

 

*離婚すること

*私が引越しすること

*今の家は売ること

*子供たち(長女・長男)の親であることに変わりないこと

 

 

 

 

静かに泣き始めた。

周りに人はいたが、フードコートで静かに泣き出した。

お箸で目の前のおかずをつつきながら。

指先が震えていた。

 

 

それを目の当たりにして、申し訳なくて

私は謝った。

私も泣いた。

 

 

お互い食は進まず、半分も食べられず

いったん駐車場に戻り

感情が落ち着くまで待った。

結構待ったと思う。

 

 

 

 

長女「帰る家がなくなる」

 

 

社会人になって1人暮らしを始めて、

自力で生活することの大変さを知ったようで、

連休を利用して

勝手知った住み慣れた実家で上げ膳据え膳で

過ごすのが楽しいようだ。

 

 

物であふれていても、オシャレじゃなくても、汚部屋でも、

それでも長女にとっては安心できる場所で

親の都合で取り上げてしまうことが

辛い。辛すぎる。

 

 

でももう戻れない。

 

 

 

子どもたちはこの先未来がある。

今はこんな風に思ってくれているけど、

素敵なパートナーを見つけて家族を築いていくかもしれない。

 

だから当初

私が探している物件条件は、部屋数の少ない1Kで十分だった。

 

 

いくつか前の記事で

この間取りの内見した時

正直大きすぎやしないか?と思っていたが、

たまに遊びに来ても足を伸ばせる空間と

残しておきたいかさばる思い出の物たちが

鎮座できる場所が必要だ。

 

 

そんなふうに思えてきていたところだった。

だから長女が「帰る家がなくなる」

と言っていた問題を

なんとかしてやりたい。

今みたいな贅沢はできないが、

安心できる場所を用意して待っていてあげたい。

たとえ成人していても。

 

 

というわけで、

今週別の不動産屋さんと約束を取り付けて

内見に行ってきます。

 

※とんかつとチキンタツタはトラウマ確定(;o;)